救援復興兵庫県民会議ニュース No.97号
2001年8月11日

ジュネーブに被災者の声を!!

国連社会権規約委員会代表派遣

 阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議と兵庫県震災復興研究センターは、8月9日「国連社会権規約委員会・代表派遣壮行会」を婦人会館で行い、派遣代表団4名と一緒に参加される「電力の会」に本行さん、激励にかけつけた人たち40人の参加で会場は熱気にあふれました。壮行会は保険医協会高山さんの司会で進められました。以下要旨を紹介します。

開会のあいさつ

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議

代表委員   菊本義治さん

 ごくろうさまです。代表団にはぜひとも被災者の現状を伝え、いかに人権を無視されているか訴えてきていただきたい。

代表派遣までの経過報告

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議

事務局長   森岡時男さん

 大震災の後すぐに、当時のガリ国連事務総長に現状を訴えるためジュネーブに行って、社会権規約委員会に惨状を訴えると、最初委員たちは「金持ち国日本でそんなことはないだろう」と言っていたが、仮設住宅の写真を見せると「まるでナチスの強制収容所のようだ」と感想をもらすようになった。帰国後すぐに社会権規約に詳しい学者、弁護士に講師になってもらい学習会を積み重ね、99年には被災地の現状を訴える「社会権規約委員会による日本政府に対する質問事項」を送るなど運動を続けてきました。昨年は社会権規約の委員からNGOをとおしてぜひ被災の実態を知らせてほしいと要請され、今年4月には、岩田事務局次長が事前準備のためジュネーブへ行き大きな成果をあげ、今回新しい代表団を結成することになりました。
兵庫県震災復興研究センター

出口俊一さん

 社会権規約委員の日本担当者リーデルさんを日弁連が日本に招いて、先日お会いしました。リーデルサさんはこちらの訴えに耳を傾け「日本政府に質問できることを聞かせてほしい」と要請されました。8月末には最終所見が出される予定で、今回の代表団には大きな期待をかけています。

代表団の決意

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議

代表委員   合志至誠さん

 今日は非常にプレッシャーをかけられ大変だ。沢山の人がジュネーブへ行くので、時間の使い方を考えないといけない。安田さんの熱のこもった訴えに期待しています。
被災者ネットワーク

代表世話人   安田秋成さん

 みなさんのカンパで送りだしてもらうので、ジュネーブで相当頑張らねばと思っています。被災者の気持ちは元に戻っていない。高齢者、被災者をなぜ9階以上の復興住宅に住まわすのか。なぜ低層・中層住宅に出来ないのか、国際舞台で訴えていきたい。
阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議

世話人    畦布和隆さん

 スイスは遠い。遠いところまで行って訴えないと日本政府を動かせないのは残念。鳥取で出来てなぜ国が出来ないのか。プレッシャーを怒りに変え、阪神大震災を直接訴えてきたい。
阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議

事務局次長   岩田伸彦さん

 まさか今年2度もジュネーブに行くとは夢にも思わなかった。国連ではビックリすることばかりでした。戦争責任のため、イタリア語・ドイツ語・日本語は禁止で同時通訳のイヤホンは横文字ばかり、今度は沢山の人と一緒で心強い。
電力兵庫の会   本行清さん
 関電争議解決のため、“外圧に弱い日本”を争議でも活用しようと国連活動をした。解決したので終わりでは申し訳ないので、電力から3名お手伝いに行きます。

カンパイのあいさつ

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議

代表委員    前田修さん

 「壮行」とは悲壮感ただよう言葉で勝ってこないと帰れない感じだが、決死の覚悟でなく物見遊山的気持ちもいれて頑張ってきてほしい。
激励のことば(会場から)
 会場から10人の方が「ご苦労様ですが、頑張ってきてほしい」「政府をあてにしないで国連に期待をしています」「被災者の心をぜひ国連のみなさんに伝えてほしい」等激励の言葉をよせられました。

「災害援護資金返済問題相談会」のご案内

場所:こうべ市民福祉交流センター402号室 ●持参する物
 8月27日(月) 13:30〜

 9月25日(火) 13:30〜

10月25日(木) 13:30〜

○災害援護資金返済に関する神戸市から送られている資料

○当日、申請される場合は、申請証書類に本人の「印鑑」と連帯保証人の実印(あるいは押印したもの)が必要です。